すこやか生活研究所

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梅雨入り

昨日、関東地方まで梅雨入りしたようです。毎日のように天気は悪いし、気分は落ち込むし、やる気が出ない…。そんなことはありませんか?梅雨の時期は、天候や日照時間、気圧の関係で、体調が思わしくない方が多くなるのです。人間も生き物です。陽の光を浴び、明るい環境でこそ活発に活動できます。この季節、気持ちが滅入らないように心がけてほしいことをまとめてみます。①光を取り入れる~「光」は心身に良い刺激を与え、安らぎをもたらします。室内照明でも効果的です。②身体を動かす~天気が悪いからといって、じっとしていると身体が「なまって」しまいます。「こころ」の健康は、まず「からだ」から!自分のペースで無理なく動かしてみましょう。ストレッチなどおすすめです。③規則正しい生活~日中、太陽の光を浴びられるように「朝型の生活」を心がけましょう。朝早く起きることは、心身の体調管理にとても有効です。天気が良ければ、朝ご飯前にラジオ体操をしてみてはいかがですか?④植物を置く~観葉植物などを部屋に置いてみましょう。緑には人を癒す効果があるとされます。淀んだ空気をクリーンにしてくれる効果も得られます。どれも簡単なことですので、無理なく始めてみてはいかがでしょうか?

メンタルの強さ

スポーツ(競技)の世界では、よくメンタルの強さが結果を左右するという話題になります。プロ野球やサッカー、大相撲などを、テレビなどで観戦していても、ご贔屓の選手の「メンタル」の良し悪しについて論じる場面もあると思います。私たちの日常生活も同様です。メンタルが弱いから、本来の力を発揮できないとか…。では生まれつきメンタルが強い人はいるのでしょうか?全くいないとは言うつもりはありませんが、基本的に人間は誘惑に弱いですし、ラクな方に流れてしまう傾向にあります。すなわち、人間の「心」=メンタルは極めて脆いものだと思っています。メンタルが強いとされる人は、意識して強くするためにトレーニングしたから、強くなったに過ぎないと思うのです。何かが上達したくて練習を積み重ねるのと理屈は同じだと思います。彼ら、彼女らに共通するのは、自らの進む(生きる)目的と狙いが明確であること。そのために、現状をしっかり認識し、自らの脆いメンタルをコントロールする術(すべ)を身につけた結果だと考えています。ですから、今からメンタルを強くするのは、遅くはありません。時間を要するかもしれませんが、粘り強く取り組むことで、自らの心をコントロールする術を身につけませんか?※画像に載せた「ゴルフ」という競技は、メンタルコントロールが最も求められる競技です。