短気は損気

今日、東京では都議会選挙が行われ、深夜には大勢が判明しそうです。

報道などによると「緑色の風」が結構強めに吹いているらしく、優勢に選挙戦を進めているんだとか。

対する政党については、野党はおおむね国会の延長みたいな仕掛け方に終始し、有権者である都民を幾分ないがしろにしているようにも見えます。

また政権政党は、最近首相自身や閣僚などに問題ばかりが相次いでいます。ついには、昨日の首相の街頭演説では「やめろ!」コールが鳴り止まなかったという。

それに対し、首相もキレ気味に反応して、この言動に対し賛否両論が飛び交っています。まるでプロレス(場外乱闘)のような様相を見せています。

最近、政権政党の幹部も事あるごとに、キレ気味の反応を見せています。それを煽るマスコミ(最近はマスゴミと揶揄されますが)の態度・姿勢にも問題があるのでしょうが、政権政党もかなり余裕がなくなり、切羽詰まった感じがしています。

国会で連立を組む政党も「政権末期になってきているのではないか?」と冷静に分析する始末。

ここらの駆け引きは、本来政治家の方々が最も得意な分野でしょうが、それすらかわせないあたりに、本気で「ゆとり」がなくなっているのを感じさせます。

人間、ギリギリに追いつめられると、それ以上は腹を探られたくない心理が働き、何かと短気な言動に出てしまうものです。

逆な言い方をすると、キレ気味にさせたというのは「図星」の証拠とも言えます。

それなりの立場になって、人からいろんなことを言われるようになれば、いつも以上に余裕をもって対応したいものです。

それが人間の器を表す「器量」になるのですから。

キレたら損ですよ!昔から「短気は損気」というでしょ。



すこやか生活研究所 ~Relax&Smile~

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