すこやか生活研究所

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「人生は運」次第?

「人生は運」次第であると思って、今まで生きてきました。運が良い人は、何をしても上手くいく。対して、運に恵まれない人は、常に頑張っていても、どこかで躓き、人生が上手くいかなくなってしまう。日々努力することは、とても大切なことですが「運に恵まれる」と「恵まれない」の差は、結構大きなもので、この得体のしれないものに左右されるのが人生じゃなかろうか。ただ「運」というものは、自らに呼び寄せることができるのだと思っています。すなわち「開運」である。昔から「開運祈願」をしに、神社へのお参りへ出かける風習があります。最近まで、その行ない自体を意識することは無かったが、齢を重ねてから「参拝」が自らの運命を決定づけているのではないか?と考えるようになりました。そこで、どこかへ出かけた際に、近くに神社があれば、足を延ばして「参拝」するように心がけています。特段、何かをお願いするわけではなく、気持ちを清らかにして、何事もなく日々を送れていることに感謝するだけ。そのことで気持ちが安らぎ、次への活力が湧き出てくるような気がします。先日も所用で出かけた際に、近くにある有名な神社で参拝をし、清らかな気持ちになりました。この清々しさが大事なんだと思えるのです。

柔らかくて脆いもの

皆さん「豆腐メンタル」という言葉、ご存知ですか?何となく想像はつくかと思いますが、豆腐のようにやわらかく崩れやすい、脆い精神を持っていること(状態)をいい、ちょっとしたことで、すぐにへこんでしまう精神面が非常に弱いことを指します。今の世の中、繊細な人が増えたのか、ちょっとした困難とか不運で、心が音を立てて崩れてしまうケースも見られます。スポーツの世界でも、実力があるのに結果が出ない選手を、この言葉で揶揄するケースが多々見られます。そういうのもどうかと思いますが…。内容に興味のある方は、自身が「豆腐メンタル」か否かを、後記のサイトで確認してみましょう(あくまでも参考として…)http://trybuzz.com/game/71331脆いメンタルが悪いと言っているわけではありません。人間だれでも弱気な部分はありますし、そもそも言うほど強い生き物じゃないですからね。でも、その弱い部分を鍛える(克服する)ことで、大きく羽ばたけるとしたら…。もしかしたら時間を要するかもしれませんが、根気強く取り組めば、弱みだったメンタルが強みに変わっていくことでしょう。では、その弱みを克服するのには、何をどうすればいいのでしょうか?例として、前向きに考える(ポジティブ思考)、周囲を気にしない(いい意味の鈍感)、身体を動かし汗を流す(スポーツする)、早起きする活動する(朝活)、気持ちを吐き出す(発散する)、気持ちをラクに(リラックス)など。いずれも頷くようなことばかりが並んでいますが、これがなかなかできないために苦しむのも人間の性(さが)と言えます。気持ちが繊細な人ほど、周囲の目を気に「しすぎ」なところがあります。その「しすぎ」なのが良くないのです。昔から「過ぎたるは猶及ばざるが如し」といいますよね。ほどほどの緊張とゆとり(余裕)が共存する心身の状態で、毎日をアクティブに過ごす意識(習慣)を持つようにしましょう!

30年で4倍に…

女性自身より。「結婚後も外に働きに出る人が増えたことにより、仕事でのストレスや、ライフスタイル自体の変化、さらに食生活の欧米化など、女性をとりまく社会環境は大きく変わりました。それとともに、10~20年ほど前から、おもに男性がかかると思われていた病気になる女性が増えています」 飲酒に喫煙、仕事上のストレスで、とくに働く女性の毎日が男性化することにより、かかる病気も“オッサン化”しているーーそのことに警鐘を鳴らすのは、日本生活習慣病予防協会の池田義雄理事長。タニタの体重科学研究所の名誉所長も務め、生活習慣病の第一人者である池田先生によれば、“中年男性の病気だから、女性がなるわけがない”ーーそう考えることが危険だという。 「“男性特有の病気”だと思い込んでしまったことで、疾病の発見・治療が遅れるケースもあります。これまでは男女差があり、男性に圧倒的に多いといわれてきた病気であっても、社会環境の変化により、女性がかかってしまう可能性があることを、女性の皆さんがしっかり意識しておくことが大切です」そんな、“男性特有”と思われていたにもかかわらず、近年になり、女性にも増えてきている病気に痛風がある。風が当たっても痛いーー痛風は、高尿酸血症(尿酸値が高い状態)が続くことで、血液中の尿酸が関節に沈着、炎症を起こし、激しい痛みが走る発作をともなう病気だ。 痛風の患者数は、現在100万人ほどといわれるが、そのうち女性患者は6%。30~50代の男性が圧倒的に多い。しかし、’92年に行われた東京女子医科大学の調査では、女性患者の割合は1.5%。実にこの30年で4倍に増加したことになる。しかも、今後、女性の痛風患者がさらに増える可能性がある。池田先生はこう語る。 「女性ホルモンには尿酸値が高くなることを抑える働きがあります。つまり女性ホルモンが減少する閉経後に、尿酸値が高くなる傾向があるわけですが、それでも痛風発作まで起こす女性は少なかった。ところが最近、女性で尿酸値の数値が高めの人が急増。とくに閉経後の女性の痛風発作が増えています。肥満、ストレスなども影響していますが、体内で尿酸に変わるプリン体の取りすぎも、大きな要因のひとつです」プリン体は“うまみ成分”に含まれ、レバー、内臓、魚卵、干物などに多い。また、ビールに多く含まれていることはよく知られている。仕事帰りに、焼き鳥やもつ鍋を食べながら、生ビールをグビリ……。かつては男性の専売特許だったが、それを楽しんでいる女性も、現代では少なくない。 「ビールだけでなくアルコール自体に尿酸値を上げる作用があります。だから飲酒を控え、プリン体の多い食品の摂取量を抑えることが重要なのです。また、ダンスやホットヨガといったハードな運動をする女性も最近は増えていますが、発汗量が増えて、体内の水分が減っても、尿酸は体外に出にくいため、尿酸値は高くなります。さらに運動後にビールを飲んだりすると、一気に危険な状態に……。とくにこれからの暑い季節は、水分をこまめにとるなどして、しっかりケアすることが必要です」<了>時代が変わり、今や男性だから、女性だから…という括りは少なくなってきました。そのことによって、女性は男性化していると、この記事では記しているようですが、一理ありますね。男性も女性化(草食化?)していますし。とにかく痛風はかかるとかなり大変ですから、ご注意ください。